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2003-03-09 00:26 | カテゴリ:ライブ・ヒストリー
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曲目
ザ☆ピ~ス!/モーニング娘。

jopic_56.jpg The Jovi Joversが疾走りに疾走りつづけた三年半、彼らがこれまで築き上げてきた偉業で一番素晴らしい物は一体なんだろう?ユネスコから世界遺産に認定された事だろうか。エリザベス女王からナイトの称号を与えられた事だろうか。OK、OK、全て正解だ。しかしこれに勝る物はないだろう。「社会人BW2003二次予選 優秀賞受賞」。何?マイナーな賞だって?バカを言っちゃいけない。自分たちの演奏に力強い応援が加わっての初の優秀賞、これ以上に望む物があるだろうか。

しかし現状に甘んじているわけにはいかない。更なるメタモルフォーゼをすべく、地軸を大阪にずらす決意で今年もこの地へやってきた。「大阪厚生年金会館芸術ホール」。2年ぶりとなる降臨は世界三大宗教にもひけを取らない御威光を大阪にもたらす。それが証拠に、今日も心の救済を求めて、魂の開放を求めてたくさんのジョヴィ・フリークスが(配ったチケットの枚数分)集う事になるであろう。

jopic_57.jpg 出発の朝、8:30頃からJR加古川駅にメンバーが続々と集合する。コンビニで暖を取っていたワシも、のそのそと缶コーヒーで指を温めつつ集まる。残る尾崎家がやって来た。満面の笑み、すでにオデコがゆで卵のように光っている。ご来光もバッチリだ。さすが床屋さんで「どのようになさいます?」の問いに「髪の毛増やしてもらえます?」と増毛を依頼しただけの事はある。そりゃ「注文」じゃなく「悩み相談」だ。しかしチャックは開いてるのなんでだろう~?とてもこれからビッグステージで熱唱する男には到底思えない。電車に揺られ一時間弱、一路大阪へ向かう女美の面々。やがて到着した会場の外でも集合だ。ここでは今回一日限りの復活を果たした今ちゃん、そして助っ人キーボーディストであるRTBのべまきちゃんである。彼女達の助力を大胆かつアグレッシブに取り入れたジョビサウンドは一重も二重も厚みを増したのだ。二人とも今回のために遥々遠方から毎週ダンス練習、スタジオ練習と駆けつけてくれたのだ。今日は成果を存分に発揮しようではないか。

 ガイダンスを終え楽屋に入ると、今日ご一緒させて頂くバンドの皆さんも荷物を整理している。二次予選で共に優秀賞を頂いた無限道さんとご挨拶。無限道さんはかなりかっこいい極太骨太HRである。バックステージを歩いていると、一昨年一緒だったA氏(本職:お医者さん)が医療班としていたのにはびっくりした。今日はギターではなく白衣である。押し気味だったリハも無事終わり、本番を待つのみとなった。

jopic_59.jpg さあ、オープニングだ。今回からはかなり趣向が変わっており、最初に全員でステージに現れ、バンド毎にプラカードを持っての登場だ。選手宣誓もあり、かなり楽しい演出だ。お祭ムードもたっぷりに初っ端から会場を盛り上げる。ん?!おお、あれは何だ!二階席を見て背筋がゾクっとした。横断幕だ!!あまりの感動に一瞬言葉を失った。嬉しいよーい、おい、おい(泣)。やがて順番も近付き、舞台袖に集まるジョビ。出番はもうすぐそこだ。前のバンドさんの演奏が終了すると、三木楽器スタッフのテキパキとした対応でセッティングを行う。さあ準備OKだ、いつでもカモン!

 それでは行きまするぞ!曲は今や女美のマスターピースに名を連ねつつある珠玉の1曲、モー娘。の「ザ☆ピ~ス!」だ。我々のファンクフィールを演出するのに恰好の選曲と言えよう。最初の紹介が終わるや否や、またもや地鳴りのような歓声、そうだ、応援もできる仮装集団ジョビフレンズ!「あほー!」の声も聞こえる。最大級の賛辞だ。さあ楽しんでいってくれ!

 鶴の一声が如きギターが「ぎゅいーん!」とこだまする。ワシは膝まづき、今日のオーディエンスにリスペクトしつつ、と同時にエネルギーを一気に放出する発射台のように力を溜め込む。やがて彼の呼びかけで迂闊にも気を緩めた観客が目を覚ます。彼の名はコブタロー、この名を聞いて平然としていられるのならば、そいつがJを語る事は許されない。なぜなら彼こそがジョヴィの看板をその双肩に携え、愛と平和を説きつづけるカリスマだからである。リーダーをKINGとするならば、まさしくエース・オブ・J!Please welcome!弥が上にもこれから展開されるジョビ・ワールド絵巻を期待せずにはいられないだろう。さあ、しっかりと堪能してもらおう。あっけに取られる間もなく鼓舞するコブ。jopic_60.jpg

「ho~ほら行こうぜ!」「そうだみんな行こうぜ!」
軽快なドラミングに合わせて会場に呼びかける。一糸乱れぬ美しいダンスが会場を魅了する。やがてエクスプロードされたイントロがフロントのダンスと絡むように加速する。曲全体を牽引する重機関車のようなドラム&ベースはティム&カーマインも霞むほどのインパクトだ、サックスは火を噴き、鍵盤が更なる臨場感を与え華やかな祭の幕開けを盛り上げる。一瞬バックがブレイク、間断なくバンド・ユニゾンをはさみ粘り気のあるビートと歯切れの良いワウ・ギターのカッティングに変化するAメロ、ボーカル陣が何でもない日常がやがては宇宙へ直結している事を歌い上げていく。コミカルなシンセギターをはさみBメロへ突入。ここでサビに向けて一気に曲はドライブする。
「Let’s go!Let’s go!ピ~ス!ピ~ス!」
出た!マグマ漲る地底からの燃ゆる一撃のようなボカライゼーション!全盛期のシュープリームスと対等に渡り合えるのは後にも先にもこの四人だけだろう。サビの隙間を縫っての「YEAHH!」は巨大スピーカーの前にいる暖かく力強い応援者達へ吐き出されるアジテーション、「PIEECE!」はジョン・レノンなどどこ吹く風の愛に満ちた決意表明。全てがグレイト、あんたはDYNAMITEだぜ!!しかし人生華やかさばかりではない。光の中の影の部分をを知らねば本当の愛は理解できない。身を切る思いで説くこぶたろう。

「人生の曲がり門って、何歳からなんだろう?
 あ~あ、愛しい僕のスリムな体、いったいどこいったんだろう?」(←単なる食い過ぎ)
その切なさを更に噛み締め、しかし力強く火花のように炸裂する会場を両断するようなギターソロ。ソロ終わり部分に被さるように、最新の人工知能を搭載した飯も食えるリズムマシーンAKI3000(単位はビット、メモリ消去機能付き)が正確かつファンクネスたっぷりにホールの床を揺るがす。ここでパワーに満ちたラッピン、こぶたろう主導のコール&レスポンス、観客は彼の前に海が割れたような幻を見る。俺たちの力はなんと言っても音楽、ガンジーの無抵抗主義に似た非武装主義だ。それでこそピース!昂りきった熱を抑えることも許してもらえないオーディエンス、いやでも高揚させられる事だろう。眩いばかりのスポットの中、ステージの最前部でハゲしくラップするこぶたろう、君はこの世の罪を全て背負うつもりなのか。そんな気迫に満ちている。そう、今ここに女美曼荼羅が花開いたのだ!!紙テープは舞い、風船は飛んでくる!まるで阪神のお株を奪う大応援だ。すごいサプライズの数々にジャイアンツファンのBassも思わず呼応する。会場はもはや光の大洪水、前足で持ったマイクに力がこもっている。そんな彼を盛り上げるバック。何故楽器を置く?!何故前に出て来る?!そして何故前で一列に並ぶ?!!!

「LOVE&PIECE!」jopic_61.jpgジョビガイズの胸のマークは「J」から平和的象徴のスマイルマークへ変身だ。こぶは股間に南の国に渡り損ねた白鳥をガッツリはめ込んでいる。一皮剥けた女美ガイズ、楽器を再び持つと今度は全員で会場を煽る。「Oi!Oi!Oi!Oi!」跳ねる、跳ねる、飛び跳ねる!会場の空気はやがて一つになり大きなうねりを作り出す。そして曲はクライマックスへ突入。再びイントロと同じプロムナード、「ho~ほら行こうぜ!」「そうだみんな行こうぜ!」と新たな出発を呼びかける。

「最高級で愛そうぜ!!!」

J・ミュージックの真骨頂、語っても語り尽くせぬ思いが実はここにはある。岩塊のように固く、しかしムチのようにしなやかなグルーヴが、この後もドラム&ベースを中心に展開され、そして数度繰り返されただるまさんがころんだブレイクの後に壮大に曲は終了する。5分という短い時間の中にテイスト・オブ・Jを凝縮した宝石のような一曲、全て燃焼し切ったこの5分間は、終わってみれば何か企みに満ちたこぶたろうからの挑戦状のような気さえしてくる、そんなジョビ入門編としてはあまりにも濃い一曲だった。

 以上、若干誇張はあるものの、大体こんな感じだ。しかし爽やかな汗をかいた。本当に楽しかった!!この時間が永遠に続けばいいと思う時間のど真ん中に、確かにワシらはいたのだ。インタブーも滑らかに終え、楽屋へ戻る。早速楽屋で労ってくださったバンドさんにお礼を述べ、ロビーで家族や友人にお礼を述べる。ビールを飲み、551のぶたまんをパクつき、さらに他のバンドさんを応援しに会場へ入る。出場者がお互いに応援しあうこの雰囲気が何とも言えず、たまらなく大好きだ。やがて結果発表を終えると、その前にエキジビジョン、我ら出場バンドの応援として平均年齢55歳のチアリーディング「ビューティー・ベアーズ」が登場する。正直ド肝を抜かれた。決して完璧とは言えないそのチアリーディングは、一生懸命さと楽しさが十分伝わるものだった。カッチョいいぜ!マジで楽しかった。長丁場でもこんなに楽しいと時間はすぐ過ぎる。そんな我らにもう一つビッグプレゼントだ。

なんと・・・またもや・・・敢闘賞受賞なのだー!すっげー!思わず皆で駆け寄ってハイ5をやりまくってしまった。このような凄いバンドさんがひしめき合う中、800以上のバンドから選ばれた事に大きな意味があると思っている。毎度の事ながら、応援の力ってやっぱすごい。困ったものだ、今宵はまだまだ美酒に溺れる事になりそうだ。うはははははは!

⇒社会人バンドウォーズ2003グランプリ大会 ~Photos~

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